小さな壁を越える

サブリミナル効果をご存知でしょうか?
例えば、映画やテレビを見ているとき、ほんの一瞬CMのようにコカ・コーラの画面が出てくる。
すると何%の人はコカ・コーラが飲みたくなる仕組みです。
人間の五感はこの他にも不思議な感覚を持ち合わせています。
「街を歩いていたら、オードトワレの香りを感じあの人を思い出した」
「この食べ物の味は、高校時代の部活を思い出す」
つまり人間は、過去に一瞬で戻る能力があるのです。

では、未来を感じるためにはどうしたらよいのでしょう?
それは常に、登れそうな壁(目標)を作り挑戦することです。
例えば、あと5キロダイエットしたいと考えたら、第一目標を5キロではなく、1キロにするような感覚です。
5キロの目標が義務になってしまうと、頑張って3キロ位痩せた時にリバウンドとの戦いが待っているかもしれません。
つまり、目標を達成する前に新たな敵とも戦わなければならないのです。
これは、精神的にあまりよくありません。
最初の目標を1キロとした場合のメリットは2つあります。

1つめは、壁を乗り越えやすいこと。つまり自信がつきます。
2つめは、欲がでることです。「好きこそ物の上手なれ」みたいに新たな目標設定がたのしくなることでしょう。
学生時代の夏休みの宿題でも、毎日少しずつ取り組んだ場合と夏休みがもうすぐ終わる時にまとめて宿題を釣り組んだ場合に少し似ているかもしれません。

人間は、小さな努力の積み重ねが、大きな喜びで返ってきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。