心を楽にする
ある新人騎手が馬のデビュー戦で2着に大差をつけて勝ちました。
すると某有名騎手が近くに寄ってきてその新人騎手に注意したのです。
「デビュー戦でそんなに一生懸命走らせて、馬が疲れて次から走る気をなくしたらどうするんだ」と。
人間もそうです。必要以上に頑張ってしまうと、必ず心と身体に疲れが溜まってしまいます。
頑張ることは、生きていく上でとても大切なことですが、心に余裕を与えることは、ある意味もっと重要です。
では、どうすれば心に余裕ができるのでしょうか?
それは、良い意味で、相手に対して過度の期待をしない事のような気がします。
ある物事に対して、自分自身が感じている答えが「1つ」でも、相手の答えは「無限大」なのです。
「ガッカリした」「裏切られた気分」「嬉しくない」
このような気持ちは、自分自身が相手に過度の期待をかけていたからこその感情。
その結果、貴方の心に大変なストレスがかかる原因にもなります。
「貴方の答えは1つでも、相手の答えは無限大」
この考え方ひとつだけで、貴方の心に余裕が芽生え始めるかもしれません。