大学入試 その2

以前に書いた大学入試制度を掘り下げて行きたいと思います。

センター試験に変わる新しい試験制度がなぜ導入されるか?
単純に導入当初とは時代背景が変わりすぎていることが大きいですね。
導入された当時は約50%の受験生が大学に入ることができず、浪人や専門学校へ進学することも珍しくありませんでした。
大学入学は非常に狭き門だったのです。
では今どうなっているでしょうか?
選ばなければ「大学全入時代」と言われて何年か経ちました。更に増えるばかりだった大学や学部・学科も統廃合が進み減少傾向になってきました。
昔受験された方が試験問題を見るとびっくりするようなものがテストとして出されていたりします。
経営の観点から学生募集が上手くない大学は運営が成り立たない為、学生を学力で判断せず入学を許可します。
大学のレベルがここ数年低下している大きな要因になっています。
文科省もその部分に懸念を持っており、今回動き出すことになりました。

新しいテストのモデルが大学入試センターに掲載されています。
独立行政法人 大学入試センター モデルテスト

一度覗いて見てください。

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