相手を傷つけない
会話で大切なことは、心のキャッチボールが出来ているかだと思います。
毎日の何気ない話しがお互いの信頼関係を築き、かけがえのない人となる。
ただ、言葉や表情というのは1つ間違えれば相手を傷つけてしまいます。
どうしたら相手を傷つけないか?
それは、その意味を伝えることです。
例えば、あるお弁当屋さんで12:00に50個のお弁当を販売し12:30には全てが売り切れました。
一生懸命接客をした従業員は笑顔です。
でも、1人浮かない顔をしている人がいました。その店のオーナーです。
「今日は残念だったな」
という言葉を残し、その場を去っていきました。
いわゆるこれが「想い」の行き違いです。
スタッフからしてみれば、全部売れたし接客もしっかりとした。
なのに褒めてくれるどころか、暗い雰囲気になってしまいとても悲しい。
しかし、オーナーから見れば、30分で弁当が売り切れた。
もしかしたら、もっとお弁当を作っていれば、あと20個位は売れたかもしれないと思うわけです。
この時、もしオーナーが「今日もみんなありがとう!明日はもっとお客様に提供できるように頑張るのでよろしくね」
と伝えていれば、みんなの笑顔が続くのです。
夫婦でも恋人でも親子でも相手に自分の想いを100%伝えることは難しいものです。
だからこそ、伝えたいその言葉の意味を「丁寧に」相手に話して欲しいのです。