その表現を尊重する
一流の接客技術を持つ方は「お客様と同じ言葉で伝える」そうです。
例えばホテルでお客様が「階段ではない段差のある場所はありますか?」とホテルマンに尋ねたところ「スロープですね。こちらにございます」と答える人は一流ではないそうです。
「階段ではない段差のある場所はこちらです」
一流のホテルマンはこう答えます。
人間は自分の表現を言い換えられるとあまり良い気分にはなりません。
もしあなたが知人に、「このうなぎ、高いね」と相手に伝えたとします。
知人は「この蒲焼いくらなの?」
又は「このオレンジジュースおいしいね」
「このみかんジュースそんなにおいしいの?」
つまり、わざわざ違う言葉で表現することは、相手を否定するのと同じ意味を持ちますので要注意です。
心配りの技術は、小さい子供からご老人まですべての方に有効なもの。
あなたの心のノートの片隅に書き留めて頂ければ幸いです。