言葉の温度差
先日、新聞の投稿欄に外国の方の文章が掲載されていました。
居酒屋で注文していない物が運ばれてきたので店員にその旨を伝えたところ、
「大丈夫です。これはお通しですから」
お会計の時に驚きました。そのお通しが代金に含まれていたからです。
店員さんに言いたい。
「何が大丈夫なのですか?」と。
確かにこの人の言う事は一理あります。
日本語の言い回しや感覚は繊細で何をどう感じれば良いのかわからない。
あなたも今までに何度か言葉のトラブルを経験した事があるかもしれません。
簡単な一例では、
「電卓どこにあるの?」
「引き出しの中」
「どの引き出し?」
「いつもの引き出しだよ」
「だからどの?」
自分が伝えたい意味と、相手が感じる意味は温度差が生じることが多々あります。
人間は、話しを「点」ではなく「線」で聞かないと大体が理解できません。
相手にしっかりと話しが伝わる為には、相手に対しての思いやりが必要です。
あなたの持っている優しさの能力は、きっとこのような場面でも生かされるかもしれません。