名監督に一流は少ない
世の中のスポーツの有名監督のほとんどは現役時代、二流の人が多いと聞きます。
それはどうしてでしょうか?答えは1つです。
「一流選手の常識はみんなの非常識」だからです。
一流選手や頭の良すぎる人は、「こんなこともできないのか」という意識を持っています。
ただその意識はその人個人の問題だけで考えると素晴らしく尊敬に値するとは思いますが、
いざその様な方が輪の中に入るとかなりの違和感を覚えるはずです。
名監督と呼ばれる方々は、きっと人の弱さを理解できる能力が高いはずです。
それは、現役時代に経験した挫折や苦悩がみんなをまとめるクッション役となり、
チームを1つにまとめているからだと思います。
以前のサッカーワールドカップのように、優勝候補だったフランスが完全敗退することが教えてくれるように、
いくら有能な人がたくさんいてもそれをまとめる能力がある人がまとめないと大変なことになる。
このことは実社会にも言えるのではないでしょうか?